今日は、方円流の林先生のご招待で、県民芸術祭の一貫でおこなわれた煎茶道方円流、売茶流の合同茶会に行ってきました。

県民文化祭パンフレット
県民文化祭パンフレット

会場は諏訪のホテル紅やです。

会場に入ると、まさかの来賓待遇でリボンまでつけてもらいました。
まずは、両茶席ともすでに始まってしまっていたので、点心席で松花堂弁当をいただきました。
大変おいしかったです。

方円流席

煎茶道方円流席入り口
煎茶道方円流席入り口

来賓ということで、待っている人に申し訳なく思いながら、先に席につかせてもらいました。
林先生、ご配慮いただきありがとうございました。

抹茶席ほど、作法が難しくはありませんが、慣れていないので緊張します。
玉露を一煎いただき、茶菓子を食べ、次いで二煎目をいただきました。
玉露は普段飲まないので、丁寧に入れた玉露を味わえ良い体験ができました。
口の中に旨味が広がり煎茶とは違う濃厚なおいしさです。
何分経験不足のため、茶菓子のいただき方、懐紙の使い方など、キョロキョロしながら見様見真似で、なんとか無事終えることができました。

売茶流席

正面
正面

方円流席では、もう皆さん席についていたので後ろの方の席でよかったのですが、こちらは正客として一番最初の席に案内されました。

茶菓子が、5人分ひとつのお盆で出されるのに、一人だけ大きな菓子鉢で出されたのには驚きました。正客にはそうするものらしい。
玉露をいただきましたが、佐賀の八女茶だそうです。
玉露は丁寧に淹れるとおいしいですね。
滋賀県から西側では、茶席で九州のお茶を使うことが多いそうです。

煎茶道売茶流お道具
煎茶道売茶流お道具

一番先の席だったため、解説いただいた先生に少し質問することができました。
「お茶って何煎までさすんですかね。」とお聞きしたところ「6煎までお代わりをできます。7煎目をいただくと仙人になると言われている。」そうです。
よくお茶屋では3煎までと言っいますが。

目の前に最後まで使われなっかったお道具があったので、「これは何ですか」とお聞きしたところ「煙草盆です。」正客の目印だそうです。
見た目は違いましたが、店で煙草盆は売っていたのに、使い方は知りませんでした。

煙草盆
煙草盆

飾りはザクロを使っているそうです。

ザクロの飾り
ザクロの飾り

掛け軸は、縁起の良い食べ物が描かれている作品で、有名な方が書かれたものだそうです。(作者名は、写真で確認してください)

掛け軸
掛け軸

貴重な体験ができた一日でした。
林先生ありがとうございました。