今日は、川岸公民館でお茶の講座の講師をしてきました。
天気も良く、うまくいかなくても天気のせいにできないセミナー日和です。
2019年度 川岸公民館 いちい学級 お茶講座
担当の塩入さんから、講師の依頼を受けたのは3月頃でした。ちょうど昨年購入した店頭用の焙じ機が、そこそこ使えるようになったところだったので、ほうじ茶の香りの中で講座ができないかと、その困難さをあまり考えずに話したところ、塩入さんも乗り気で、それで行こうということになりました。
それから半年以上たち、実施日が近くなるにつれ、焙じ機の持ち出しは難しいという思いが強くなりました。しかし、1回やってみたいという思いと、「やりましょう」という塩入さんの励ましで、今回の焙じ機を持ち出しての講座になりました。
「おいしいお茶の淹れ方を学ぼう」というテーマの裏に隠れた第二のテーマ、「焙じ機は持ち出して使えるのか」いよいよ実施の日になりました。
受講する皆さんが入場する前に1次焙煎を済ませました。
会場に「いい香りがする」と言って言って入ってこられた方が多数いたことは、とても励みになりました。
また、多くの皆様に興味を持ってほうじ茶を作るところを見ていただけたので、無理してやった甲斐はあったと思います。
ただ課題も多く、今日の会場はとても広くてほうじ茶の香で満たすことはできなかったように思います。また、日光の当たる窓際でやったためお茶の色がよくわからず、焙じ加減の調整がうまくいきませんでした。
焙じ機を使いながら、講座をすることはできず、店を閉めて妻と共に実施したわけですが、閉めてまでやる価値があるかどうか。
今回の評価としては、外に焙じ機を持ち出すことは物理的には可能だが、技術的にまだ成熟度が足りないと思われます。
川岸公民館の年間スケジュールの最終回の講師ということで、少し荷の重い講師でしたが無事終わることができました。
本来のテーマ「おいしいお茶の淹れ方を学ぼう」を真剣に受講していただいた皆様、ありがとうございました。
「やってみましょう」と言ってくれた塩入さんありがとうございました。