今日は、方円流の林先生のご招待で、県民芸術祭の一貫でおこなわれた煎茶道方円流、売茶流の合同茶会に行ってきました。
![県民文化祭パンフレット](https://tyakoizumi.com/wp-content/uploads/2019/10/パンフレット.jpg)
会場は諏訪のホテル紅やです。
![](https://tyakoizumi.com/wp-content/uploads/2019/10/入場券.jpg)
会場に入ると、まさかの来賓待遇でリボンまでつけてもらいました。
まずは、両茶席ともすでに始まってしまっていたので、点心席で松花堂弁当をいただきました。
大変おいしかったです。
方円流席
![煎茶道方円流席入り口](https://tyakoizumi.com/wp-content/uploads/2019/10/方円流入り口.jpg)
来賓ということで、待っている人に申し訳なく思いながら、先に席につかせてもらいました。
林先生、ご配慮いただきありがとうございました。
抹茶席ほど、作法が難しくはありませんが、慣れていないので緊張します。
玉露を一煎いただき、茶菓子を食べ、次いで二煎目をいただきました。
玉露は普段飲まないので、丁寧に入れた玉露を味わえ良い体験ができました。
口の中に旨味が広がり煎茶とは違う濃厚なおいしさです。
何分経験不足のため、茶菓子のいただき方、懐紙の使い方など、キョロキョロしながら見様見真似で、なんとか無事終えることができました。
売茶流席
![正面](https://tyakoizumi.com/wp-content/uploads/2019/10/売砂流屏風.jpg)
方円流席では、もう皆さん席についていたので後ろの方の席でよかったのですが、こちらは正客として一番最初の席に案内されました。
茶菓子が、5人分ひとつのお盆で出されるのに、一人だけ大きな菓子鉢で出されたのには驚きました。正客にはそうするものらしい。
玉露をいただきましたが、佐賀の八女茶だそうです。
玉露は丁寧に淹れるとおいしいですね。
滋賀県から西側では、茶席で九州のお茶を使うことが多いそうです。
![煎茶道売茶流お道具](https://tyakoizumi.com/wp-content/uploads/2019/10/売茶流道具.jpg)
一番先の席だったため、解説いただいた先生に少し質問することができました。
「お茶って何煎までさすんですかね。」とお聞きしたところ「6煎までお代わりをできます。7煎目をいただくと仙人になると言われている。」そうです。
よくお茶屋では3煎までと言っいますが。
目の前に最後まで使われなっかったお道具があったので、「これは何ですか」とお聞きしたところ「煙草盆です。」正客の目印だそうです。
見た目は違いましたが、店で煙草盆は売っていたのに、使い方は知りませんでした。
![煙草盆](https://tyakoizumi.com/wp-content/uploads/2019/10/売茶流煙草入.jpg)
飾りはザクロを使っているそうです。
![ザクロの飾り](https://tyakoizumi.com/wp-content/uploads/2019/10/売茶流飾り.jpg)
掛け軸は、縁起の良い食べ物が描かれている作品で、有名な方が書かれたものだそうです。(作者名は、写真で確認してください)
![掛け軸](https://tyakoizumi.com/wp-content/uploads/2019/10/売茶流軸.jpg)
貴重な体験ができた一日でした。
林先生ありがとうございました。