お茶を量るのに必需品です。

使用している 秤(はかり)

お茶屋で使う秤は、重さを量るというよりも、指定した重さになるようにお茶を入れるために使用します。
量り売りで使用する秤は、天秤ばかりです。

天秤はかり

この秤は、1kgまで、1g単位で設定できます。お茶の内容量を150g定量したいときは、まず袋の重さを竿に設定して次に150gの分銅を載せて準備します。

上皿にお茶を入れた袋を載せ過不足を調整し定量します。
竿が真ん中より上に行くようにお茶の量を調整します。

昔、初めて店で100g1000円のお茶を量ったとき、すごく緊張したのを覚えています。100g1000円のお茶はとても高価なものという思いがあって、少なくても多くてもいけないと、たいへん緊張しました。昔の思い出です。

上皿天秤はかり

この秤は抹茶入り煎茶を作るときに使用します。とても精密に測れますが、そこまでの精度は必要ないのですが、何gと量るのに都合がいいので使っています。
ちなみに、100gの煎茶に対して抹茶2gを混ぜます。いろいろ試してみましたが、2%くらいが適量と思われます。

天秤はかり 大

この秤は、10㎏まで量れます。業務用などkg単位で量るときに利用しています。

台はかり

この秤は、100kgまで量れます。最近ほとんど使うことがありません。
棚卸の時などに茶箱ごと測るときに利用するくらいです。

子供のころ、この秤で体重を測ったったことがありました。

どの秤も私の代で購入したものではありません。今でも利用できて、有難く思います。
秤の検査は2年一度義務づけられています。来年は検査の年です。末永く使えるように丁寧に使っていきたいと思います。