昨日、日本人としてうれしいニュースがありました。
吉野彰さんがノーベル化学賞受賞しました。現代の生活において、欠かすことのできないリチウムイオン電池を開発したことが評価されました。開発してからノーベル賞受賞まで30年以上たっての快挙です。
好きな言葉は、『実るほど頭をたれる稲穂かな』だそうです。吉野さんの人柄が感じられます。

30年というと凄く長く感じますが、お茶の歴史は記録の上では紀元前59年に、神話の世界では紀元前2737年にさかのぼり、5000年近く昔になります。

昔は飲み物というより解毒剤として利用されていたようです。

蘭字のポスター
蘭字のポスター

日本茶の歴史

奈良時代にはお茶が飲まれていたようですが、大変な貴重品だったようです。
鎌倉時代に、臨済宗の開祖・栄西が中国の宋より、お茶の種と飲み方を持ち帰りました。
この時代のお茶は、抹茶に近かったようです。
江戸時代に入り、煎茶が中心となり、庶民の飲み物となりました。
このころより茶は、庶民の食文化に組み込まれていきます。
「日常茶飯事」、
「御茶の子さいさい」
など日常生活のなかで、お茶が語られるようになりました。

蘭字のポスター
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1738年には水谷宗円が宇治の煎茶製法を作りました。
(宗円の直系の子孫の一人(10代後)である水谷嘉男が東京で永谷園を創業した。)
1835年山本嘉兵衛が玉露の製法を発明しました。
(江戸で山本山を創業した。)

昭和に入り、戦中・戦後は食糧作物が優先されたため、お茶の生産量は落ち込みました。
その後経済成長が続く中、昭和40年代には、茶業界全体が繁栄の時代を迎えました。

蘭字のポスター
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平成時代になり、緑茶ドリンク、粉末茶、インスタントティ、ティーバッグなど、お茶の飲み方が変化して来ています。

蘭字のポスター
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令和時代はどうなるのか、急須で淹れるお茶の文化がごく一部の特殊な人の趣味になってしまうのか、
そうさせないために、これからの私たちお茶屋の努力が必要なのかもしれません。

蘭字のポスター
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