前回からの続きです。 26〜31まで数えてみます。

講座6 26〜31まで数えてみましょう

前回からの続きです。

<ルール>
1.指が上がっている(立っている状態)を1、下がっている(折れている状態)を0とします。
2.小指から親指に向けて桁が上がっていきます。
3.1増えるごとに小指を上げ下げします。
4.小指が上がっている時、1増やすには、小指を下して、薬指を上げ増す。(桁上がり)
5.上げようと思った指がすでに上がっているときは、その指を下げさらに隣の指を上げます。
6.これを繰り返すことで片手で0〜31まで数えることができます。

26〜31まで数えてみしょう。
前回最後の25です。

1増やします。小指が上がっているので、小指を下げて、薬指を上げます。
これが26です。

1増やします。小指を上げます。
これが27です。

1増やします。小指が上がっているので、小指を下げて、薬指を上げます。
でも、薬指も上がっているので、薬指を下げて、中指を上げます。
これが28です。

1増やします。小指を上げます。
これが29です。

1増やします。小指が上がっているので、小指を下げて、薬指を上げます。
これが30です。

1増やします。小指を上げます。
これが31です。

これで、片手終了です。

さらにもう片手を利用して続けると

1増やします。
小指が上がっているので、小指を下げて、薬指を上げます。
でも、薬指も上がっているので、薬指を下げて、中指を上げます。
さらに、中指も上がっているで、中指を下げて、人差し指を上げます。
さらに、人差し指も上がっているで、人差し指を下げて、親指を上げます。
さらに、親指も上がっているで、親指を下げて。もう一方の手の小指を上げます。
これが32です。

32
32

これを繰り返し両手がパアの状態になったら
それが1023です。

32進法への発展

この手の形を一つの記号と認識できれば32進法として利用できると思います。
片手を32進法の一桁とみると、両手で2桁になります。

この手の形を簡潔な記号化でき、それを瞬時に数値として判断できれば、何かの利用法があるかもしれません。

便利かどうかわかりませんが、カレンダーを10進数2桁でなく、手の形で作ってみました。

2019年12月
2019年12月

無理して考えた利点は、親指が立っていると月の後半、小指が折れていたら偶数日だとか。
縁起を担いで、ピースの形(指2本が連続で立っている)の日はラッキーなど。
色々考えてみるのも楽しいかもしれません。

ピース
ピース