前回の結果より、製造方法を変更してみました。

自家焙煎棒ほうじ茶 1

天気:晴れ 午前10時 店内(気温10℃、湿度32%)

前回の結果より、原料の棒茶を20号の篩で篩い分け大きい部分と、細かい部分に分け焙煎してみました。
形状により、火の入り方が変わるため今回この方法を試してみました。

篩い分け

20号の篩で原料を篩い分けました。

20号篩上
20号篩上
20号篩下
20号篩下

原料より2割近くが篩下になりました。

篩上を1次焙煎

設定温度:189℃

形状がそろっているので、やりやすいと思いましたが、火入れが安定せず前、中、後と火の入り具合が変わってしまいました。

1次焙煎前
1次焙煎前
1次焙煎中
1次焙煎中
1次焙煎後
1次焙煎後

最初に火が入りすぎました。

次回は、ヒーターを入れてからドラム内部の温度が安定するまで、もう少し時間をおいてから投入するようにしたい。

篩上を2次焙煎

設定温度:215℃

妻担当ですが、形状がそろっているため前回よりうまくできました。

篩上2次焙煎
篩上2次焙煎

試飲してみました

まだ甘味が薄いですが、雑味の少ない飲みやすい味です。

篩下を1次焙煎

設定温度:189℃

細かい部分を1次焙煎しました。

煎茶が多いため、温度をもう少し上げないとだめかもしれない。

篩下を2次焙煎

設定温度:215℃

篩下を2次焙煎
篩下を2次焙煎

細かい部分も、分けて焙煎すると思ったよりうまくできました。
粉を払って、 飲んでみると篩上より甘味があります。
細かい部分は、しばらく置いた後に、いぶし臭さが出る場合があるので、少し様子見です。

今後形状で分けて、それぞれ焙煎していく方で製造していきたいと思います。