• 岡谷市のお茶屋の店主の気ままなブログです。

抹茶を点ててみよう

手軽に、おいしく抹茶を点てる方法をご紹介します。

用意するもの

  • 抹茶茶碗 代用品でもいいです。
  • 茶筅(ちゃせん) これだけは欲しいですね。
  • 茶杓(ちゃしゃく) 竹製ならどんなものでもいいです。茶碗を傷つけません。
  • 湯呑茶碗  どんなものでもいいです。茶筅を水につけておくために使用します。
茶筅、茶杓、茶碗、水の入ったカップ

茶筅の使い方を簡単に説明します

茶筅の持ち方は、人差し指を上に、親指を下に、中指を横に添えるように持ちます。
抹茶を点てるときは、腕を伸ばし、手首のスナップで茶筅を前後に素早く動かします。
素早く茶筅を動かすため、肩,腕、手に力を入れすぎないようにしましょう。
茶筅は底に軽くあて2〜3回を振ったら、後は茶碗の底をこすらないように茶筅を底から離して浮かし、手首の力を抜いて、肘から動かし、軽やかに撹拌します。
15〜30秒で、細かい泡ができます。

抹茶のおいしい点て方

茶碗に水を入れ茶筅をつけておきます

普段使用していない茶筅なら20分。乾いた茶筅の穂先は折れやすく、しなりが少なくて点てにくいです。

水の入ったカップに茶筅を入れ穂先を慣らす。
穂先をしなやかに

茶杓で抹茶を量り入れます

1.5〜2gくらいが適量です。茶杓山盛1杯で1gくらいですら、1杯と半分強で適量です。一度1gがどのくらいか測って体験してみましょう。

茶杓と1gの抹茶
山盛りでほぼ1g

茶杓ですくった抹茶を茶碗に入れます。
抹茶はきれいに落ちないので、最後に茶碗の淵の内側を茶杓でたたき、抹茶を落とします。
竹製の茶杓なら茶碗を傷つけません。

茶杓に残った抹茶を茶碗の縁をたたくことで落とす。
茶碗の淵を茶杓でたたく

少量のぬるめのお湯をつくります

ポットより5〜6㎖のお湯を湯呑茶碗に注ぎます。これでお湯の温度が下がります。このお湯を、抹茶に直接かからないように抹茶碗の縁より入れます。お湯は常温近くに冷めます。

コップにポットからお湯を注ぐ。

茶筅で抹茶を練ります

茶筅の腹を持って約30秒練ります。練ることによってダマがなくなり、テリが出てきます。少量の常温の湯で練るため、苦渋味が出にくくなり、旨味、甘味がより感じられるようになります。

茶碗内の抹茶を少量のお湯で練る
つやが出てきます

お湯を注ぎます

ポットのお湯(95℃)を50〜60㎖注ぎます。抹茶茶碗の中の温度は70〜75℃になります。
茶釜から柄杓(ヒシャク)で注ぐ場合と、ポットから直接茶碗に注ぐ場合では後者の方が温度は下がりません。
※点てる時のお湯の温度は、気候などに左右されますが約80℃が目安です。

茶碗にホットからお湯を注ぐ。

いよいよ 茶筅で点てます

茶筅を茶碗の底に軽くあて、2〜3回茶筅を振ります。茶筅を底から離して浮かし、手首の力を抜いて、肘から動かし、軽やかに撹拌します。
茶筅の方向を変えて、表面を整え、最後に「の」の字を書くように茶筅を動かして、真ん中から引き上げます。

茶筅で達茶を点てる。

完成です

泡がよくたっていると味がまろやかになります 。

抹茶を点て終わる。完成品