先日、資料の整理をしているとき「病気脂肪のリスク 緑茶で最大4割減」という新聞記事のコピーを見つけました。この記事を紹介します。

病気の脂肪リスク緑茶で最大4割減

これは、静岡新聞 平成27年5月9日の朝刊の記事です。

<記事内容>

病気死亡のリスク緑茶で最大4割減
 東大など10都県9万人追跡調査
     飲む量多いほど効果的

 緑茶を日常的に飲む人は飲まない人に比べ、心臓や脳血管、呼吸器などの病気で死亡する危険度が1~4割低下するとの研究成果を、東京大や国立がん研究センターなどのチームが8日までに発表した。


 1990年代に東京都や秋田県、沖縄県など10都県に住んでいた当時40~69歳の9万人を2011年まで追跡し、急須やペットボトル飲料などを含む緑茶の喫茶習慣と日本人の主要な死因との関係を調べた。調査対象に本県は含まれていない。
 緑茶を飲む量が増えるほど死亡の危険度は減少した。「1日5杯以上飲む」人は1杯未満の人に比べ、心臓、脳血管、呼吸器の疾患 による死亡の危険度は男性で13%、女性で17%それぞれ低かった。5杯以上の男性は肺炎などの呼吸器疾患で45%、脳出血などの脳血管疾患で24%、女性は狭心症や心筋梗塞などの心疾患で37%の低下と際立った。カフェイン摂取と死亡危険度低下の関連も指摘した。


 研究チームは考えられる理由として、緑茶に含まれるカテキンに血圧や体脂肪、脂質を調節する機能があるとされることや、カフェ インに血管内皮の修復促進、気管支拡張作用があるとされることを挙げている。
 一方、がんによる死亡危険度との関連はみられなかった。緑茶の効能を研究する県立大薬学部の山田浩教授(57)は「全国の研究者にとって臨床試験のヒントになる。がんへの効果も明らかにしていきたい」と話した。
 県内では掛川市が緑茶の健康増進効果の検証を狙った追跡調査「掛川スタディ」を09年から展開。茶エキス粉末の摂取により、これまでに動脈硬化を引き起こす悪玉コレステロールの減少、腹囲の引き締め効果などが示された。
 今回の研究では、緑茶同様にカフェインを含むコーヒーについても、飲むと死亡危険度が低下する結果が出ている。

******************

「がんによる死亡危険度との関連」はその後どうなったのか気になるところです。